立川志らく「短命」

4月20日 志らく四季の会 春の部。

神楽坂の善国寺毘沙門天内にある集会所で開催されている落語会。今回初めて行った。

以下に演目と私の思いを印として記す。
(☆:最高 ◎:満足 ○:まあまあ □:平板 △:いまいち ×:ダメ)

1. 立川らく太「三人旅」□
久々に聴いた。顔付きと口ぶりが桜金造に似ている。

2. 立川志らく「短命」◎
先日、柳家さん喬の「短命」を聴いたばかり。志らくのものはかなり趣が違う。
さん喬が押しのない自然発生的な笑いなのに対し、志らくはがんがんと押しまくる爆笑噺にしていた。同じ噺でこうも違うものか。
どちらが良い悪いは言えないが、私としてはさん喬の方が好きだな。

3. 立川志ら乃「反対俥」◎
この噺は、前半と後半の対比が聴きもの。後半、ナンセンスなシーンの連続で笑わせてくれた。

4. 立川志らく「柳田格之進」○
この噺はなんなんだろう。爆笑噺ではない。といってじーんとするいい噺でもない(かつてはそういうやり方だったかもしれないが)。
登場人物に悪人は一人もいない。一見悪役的にみえる番頭も、これは主人のため店のためにとった行動であり、責められる筋合いではない。
そもそもが柳田格之進が武士のメンツと仕官の可能性を考え、ことを表沙汰にしなかったのがいちばん悪い。
これが、今回だけは武士のメンツを捨ててとった行動だというなら美談になる(映画「たそがれ清兵衛」はそんな作品だったと思う)。
しょせん武士とはこういうものという風刺なのか。そんことを考えさせられてしまった。

会が終わって、外に出ようとしたら、志ら乃君が待ちかまえていて、翌日の自分の会のチケットを売ろうとしていた。
「明日のチケットあります。私から目をそらさないでください」
すまん。今度行くから。

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この記事へのコメント

2006年04月23日 00:18
志らくの「短命」
元旦のラジオ放送で聴きました。
隠居のところから自宅に帰ってくると
女房がドスの聴いた声で「蟇の油」の口上を練習している所で
爆笑してしまいました。
ジャマ>落語見聞録さん
2006年04月23日 09:19
爆笑噺だったわけですが、この噺は本来はクスリとした(ヒロシ的な)笑いの噺かなと思っています。

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