仮の宿

アクセスカウンタ

zoom RSS 筒井康隆「乗越駅の刑罰」

<<   作成日時 : 2005/10/26 08:11   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

猫好きの人は決して読まないでください。

本の紹介。

ある作家が自分の故郷の駅にきた。なぜか切符がなく、改札には駅員がいない。知らん顔をして出てしまおうとしたら、呼び止められた。
「おい、あんた」
それから、この作家の悪夢が始まる。

駅員にねちねちと文句を言われ、暴力も振るわれる。そして第2の駅員登場。この男は、どういうわけか仔猫が四匹入った袋をもっている。以下本文の引用。

「そして彼は切符売場のボックスへ入り、椅子に腰をおろした。電気焜炉に鍋をかけ、紙袋から生きた仔猫を出し、首の骨をへし折って一匹づつ鍋の中へ入れ、四匹とも殺して鍋の中へたたきこみ、鍋の蓋をした。」

全体に異常な情景がくり広げられる。「こんなことありえない」ということを平然と書いているので読んでいて、不快にはならない。ちょっと変わった短編が読みたい人はどうぞ。

新潮文庫の「将軍が目醒めた時」という短編集に収録。

このありえないような話、実は映画化されている。和田誠監督で「怖がる人々」というオムニバスの一編に入っている。実写になった分だけシュールな感じは薄れてしまったが、まあまあの出来。レンタル屋にでもあったら、暇なときにどうぞ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
筒井康隆「乗越駅の刑罰」 仮の宿/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる